子育ては本当に大変ですよね。
毎日イヤイヤ言われると、親もイライラしてきてつい怒鳴ってしまったり。
今回はよくある子育ての悩みから、一般的にレビュー評価がよかった本を読み漁ってこういうところが役に立ったなというポイントをまとめました。
本を読むだけで子育ての悩みが解決するはずないと思うかもしれませんが、本当に本を読まなければ気づかなかったポイントが沢山あったんです。
よくある子育ての悩み
ダメだと注意されてもいつまでもやめない
ダメだと注意されてもいつまでもやめない。
この悩みってみんな共通ではないでしょうか。
本当に注意しても注意しても全く聞いてくれませんよね。
「もういい加減にして!!」と叫びたくなります。
魔法のことば
「そんなことしちゃダメでしょ!ちゃんとしなさい!」・・・と言ってませんか?これは、呪いの言葉です。
そもそもちゃんとって何ですかね?私が周りに怒られるでしょ!いい子でいなさい!という意味になっていませんか。
これは「あなたはちゃんとできていない、ダメな子なんだよ」というメッセージになってしまっています。
子供が自分を否定されているような気持になってしまうので、もっと子供を肯定する言葉を選ぶ必要があります。
「すごいね」「さすがだね」「いいね」この言葉に置き換えましょう。
子供にこの言葉を使っていたら、子供も自分で「さすがXXちゃんでしょ♪」という言葉をニコニコと使うようになりました。
嫌いな食べ物は食べない
嫌いな食べ物は食べません。
もう最悪床に捨てたりします。
「ふざけんなー!!」とこれまた叫びたくなるところですが、ぐっとこらえて。
子供にいいこと大全
こちらの本は中田敦彦(オリラジのあっちゃんのyoutube大学で本と一緒に紹介されていました。
ざっと概要だけご紹介すると
- 朝食は王様のように、昼食は貴族のように、夕食は貧民のように(量)
- 食事は食べさせたいものから出す
- 6時起き20時就寝(休日も)
- ご飯よりもお風呂が先!
ということで、まずは自分の生活から変えましょうというお話。そして、子供に食べさせたいものからコース料理のように出せ!ということですね。
全部やったわけではありませんがいくつか実践しました。頑張りました。
そして、これまで21時過ぎに寝ていた子供が・・・なんと、ほとんど20時に寝るようになりました。え~、そんなまさか。本当です。
中田敦彦のyoutube大学
本を読まなくとも、youtube大学を視聴するだけでも勉強になります。
お話が上手なので、やってみようという気持ちになります。
個人的にyoutube大学わかりやすくて大好き好きです。複数の本のポイントをまとめて説明してくれるので、是非一度ご視聴をおすすめします。
出かける準備をしない、遅い
出かける準備もしません。
遊んでいて全く準備が進みません。
「準備してから遊べばいいのになにをもたもたと・・・」と毎朝イライラされていることでしょう。
私も毎朝どころか、常にイライラしています。
これは声掛けから変えていくことで子供の行動が変わります。お子さんになんて声をかけていますか?「遅刻するでしょ、早くしなさい!」と言ってませんか?
もっと具体的に伝えましょう。「7時までには食べ終えようね。」時計がまだわからない小さいお子さんの場合は「時計の長い針が、6のところになるまでに食べて欲しいな」と伝えましょう。
具体的な時間を提示することで、早くというのがどれくらいなのか子供に伝えることができます。
アドラー式「言葉かけ練習帳」
具体的な声掛けの方法についてはアドラー式「言葉かけ練習帳」という本で詳しく紹介されています。
ダメな例の方が、「あ~、こんな言葉いってるな・・・」という内容ばかり。
この本を読んで自分の言動を振り返りました。
驚くことに自分の言動を変えていったことで、少しずつ子供の行動や言動が変わってきたのです。
ついでに時計の時間も少しずつ覚えるきっかけにもなりました。
お風呂に入らない
お風呂、入りませんね。
何が嫌なんだ。
どうしたらいいのよ。
3~6歳の子育てハッピーアドバイス
「お風呂に入らなければいけない理由をちゃんと伝えていますか?」
「お風呂に入らないとダメだよ!」と言っていませんか?
子供に対するメッセージではなく、あなたが思っていることでメッセージを伝えましょう。特にこの私のメッセージというのは、勉強になりました。
確かに、子供自身はお風呂に入らなくても、困らないと思っているかもしれないですよね。
親が子供に綺麗でいて欲しい、元気でいて欲しいからお風呂に入ってほしいんだということなんだな。と改めて思いました。
「お風呂に入らないと汚いでしょ!!」に続く言葉は「汚くてもいいもん!!!」ですものね。
こちらの本はイラストが多く、漫画も中に組み込まれているので抵抗が少なく読み始められると思います。
パパに一緒に読んでもらう本としてもおすすめです。
悩みというかダメな行動パターン
モンテッソーリの教育本もおすすめです。
あたりまえですが、当たり前だということに気づけかった「おざなりほめ」がNGだというはなし。
「みてみて!できたよ!」「わ~、すごいね~」
・・・スマホ見ながら言っていませんか?家事をしながら返事してませんか?具体的にどういうところがすごいですか?
適当にほめるのはNGです。
当たり前ですよね。そう、当たり前なんです。でも、気づけなかった。完全にやってました。
これが子供のモチベーションを低下させてしまうんです。
自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方
最後に
色々な本をご紹介させていただきましたが、レビュー評価がいい本を選んで読んだだけあって、本当にどの本もおすすめです。
どの本でも今までの自分とは違う対応を子供に対してとれるようになれると思います。
私が個人的に1冊おすすめするとすれば、具体的な声掛けの正誤が例題的にのっている『アドラー式「言葉かけ」練習帳』をおすすめいたします。
実際にどのように声をかけていいかが、わかりやすく記載されていますので実践しやすいですよ。