リカちゃんの憧れの職業紹介シリーズです。
実際に子供に本当におすすめできる職業はどれなのか?リカちゃんを(※今回はかれんちゃん)職業ごとに楽しくディスプレイしながら、職業の概要について紹介していきたいと思います。
憧れの職業ランキング
リカちゃんのプロフィールにもたびたび登場する「将来の夢」。
第一生命保険が子供たち(保育園~小学6年生)に調査して発表した『大人になったらなりたいもの』の2018年版調査結果が発表されています。リカちゃんにちなんでということで女の子のランキングに注目して、リカちゃんの職業ディスプレイと一緒に各々職業について紹介していきます。
■女の子の大人になったらなりたいもの(2018)
1位「食べ物屋さん」
2位「保育園・幼稚園の先生」
3位「看護師さん」
4位「学校の先生」
5位「お医者さん」
6位「美容師さん」
7位「飼育係・ペット屋さん・調教師」
7位「デザイナー」
9位「歌手・タレント・芸人」
10位「ピアノ・エレクトーンの先生・ピアニスト」
今回は、第1位の食べ物屋さんの中のパティシエについてご紹介させてください。
職業紹介
パティシエってどんな仕事?
パティシエとはお菓子を作る職人のことです。日本では和菓子は含まれず洋菓子を作る人のことを指しています。
ケーキ屋さんに並んでいるケーキも、デパートで並んでいる焼き菓子もパティシエが作っていますよ。おなじみの焼き菓子から、最先端のケーキまで多種多様なお菓子を作るので、技術と知識が求められる仕事です。
ケーキは美味しいだけではなく可愛さや、デザイン、インパクトなども求められるものなので美的センスも重要になってきますね。
一見、楽しそうな仕事ですが現実的な面からみると、小麦粉やケーキの材料を大量に運んだりという力作業や、作業分担による単純作業の繰り返し(たとえば、1日中クリームを乗せるだけ)など辛い部分もあるようです。
パティシエになるためには
製菓学校に入学する。
製菓の専門学校で技術や知識を学びましょう。パティシエはどちらかというと技術の方を重要視される仕事のため、可能であれば同時並行でお店でお仕事もできるとより理想的です。
製菓学校に入学するために、まずは高校を卒業、その後専門学校や大学に進みます。
王道はそのあとに専門学校を卒業し、お店に就職というルートです。基本的には専門学校に通っていなくてもパティシエにはなれますよ。
資格をとる。
パティシエになるために資格は必要ありませんが、「製菓衛生師」という国家資格があるので取得してもいいと思います。
「製菓衛生師」は菓子作りの技術や知識の他、公衆衛生学や衛生学、食品添加物など、食の安全に関する専門知識の証明となる資格です。
どこかのお店に就職したい場合にも有利に働くでしょう。
パティシエの学校に通うためにかかる費用
昼間課程の美容科の場合多くは2年間で、150万~200万ほどかかります。また、実家を出て都会に出る場合などは別途一人暮らしの費用も必要となるので、実際にはもっとかかることになります。
資金を用意するのが難しい方は奨学金制度がある学校もありますよ。
なお、パティシエの場合は留学して海外のお菓子を勉強してくるなどの選択肢もありますので、そちらの場合はかなりお金はかかります。
パティシエの年収
平均年収:200~300万円ほどといわれています。サラリーマンだと概ね平均年収は400万程度と言われているため、一般的に考えると年収が高い仕事とは言えませんね。
どうしてもパティシエになりたい、有名シェフになって自分の店舗を!というような情熱がなければ続けていくのは難しいようです。
企業に勤務する場合も昇進しても年収は500万円に届くかどうかという程度のようですね。
パティシエの勤務時間
朝早く夜遅い仕事で繁忙期であれば休憩をとるのも難しいようです。どうも専門職はブラックなところが多いですね。
子供のころからできること
パティシエは技術力重視ということで、普段から自分でお菓子をつくるのがパティシエへの一番の近道。
ママと一緒に美味しいお菓子を作ってがんばりましょう!とはいえ、年収と勤務時間を考えると自分の子供にはおすすめしたくないかなといったところですね。
そういえば、私も子供の頃の夢はケーキ屋さんだった気がします。
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